.png&w=3840&q=75)
ここ数ヶ月、一般内科や消化器内科の通訳現場で、「最近、口の中が淡泊な感じで(nhạt miệng)、食事が美味しくありません」という声をよく耳にします。
通訳者として反射的に「味覚低下」や「味覚減退」と訳してしまいがちですが、果たしてそのタイミングで専門用語を使うのが正解でしょうか?患者さんが訴える「nhạt miệng」は、必ずしも医学的な意味での味覚障害だけを指しているとは限りません。
今回は、このベトナム語特有の 表現を深掘りし、味覚障害の多様な側面について考えてみましょう。
日常会話での 口の中がさっぱりしない「nhạt miệng」は、非常に自然で包括的な表現です。患者さんは専門用語として使っているわけではなく、以下のような複合的な感覚をひとまとめに伝えています。
最初から「味覚減退」と決めつけて訳してしまうと、症状の幅を狭め、医師の診断を特定の方向へ誘導してしまうリスクがあります。医療通訳において大切なのは、「あえて患者さんの言葉の曖昧さを残し、医師がさらに詳しく掘り下げられるようにすること」です。
Vui lòng đăng nhập để đọc toàn bộ bài viết.
Đăng nhập