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みなさんは「ストレートネック」という言葉を聞いたことがありますか?長引く首や肩の痛みの背景には、この問題が隠れていることが少なくありません。
ある日、整形外科クリニックでの通訳業務の際、ベルトコンベアでの検品作業(ライン検査)に携わっているベトナム人の技能実習生(または労働者)の付き添いをしました。一見、定位置に座るか立つかして、流れてくる製品をじっと見つめ、不良品をチェックして仕分けるだけのシンプルな作業に思えます。しかし、この「常にうつむき続ける姿勢」こそが、首や肩、背中に音もなく大きな負担をかけ続けていたのです。
その方は医師に「ここ1か月以上、首と肩のコリや痛みがずっと続いている」と訴えていました。最初は「仕事終わりのただの張り(凝り)だから、数日休めば治るだろう」と思っていたそうです。しかし、日に日に首の重みが増し、肩の痛みが強くなり、時には頭痛まで引き起こすようになっていました。
医師が首のレントゲン(X線)写真を撮影したところ、本来あるべき首の骨(頸椎)の生理的湾曲(カーブ)がほとんど失われていることが分かりました。医師はこれを「ストレートネック」、あるいは日本でより親しみのある表現として「スマホ首」と呼び、うつむく姿勢が長時間続くことで起こる状態だと説明してくれました。
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