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新型コロナウイルス(Covid-19)のワクチン接種(特に2回目)の後、多くの人が高熱や体の痛み、倦怠感といった症状を経験しました。そのため、ここ最近の1〜2か月間、ドラッグストア等で購入できる市販の解熱鎮痛薬の売り上げは、前年同期比で66%以上も増加しています。
しかし、解熱鎮痛薬の中には絶対に併用してはいけない組み合わせが存在します。銀座薬局の代表であり薬剤師の長澤泰浩氏は、次のように警鐘を鳴らしています。
「解熱鎮痛薬を他の薬と組み合わせる際は、細心の注意を払ってください。」
通常、薬のパッケージや添付文書には、併用を避けるべき薬について具体的な説明が記載されています。しかし、多くの購入者は副作用や薬物相互作用(飲み合わせ)の項目を読まず、用法・用量だけを確認して服用しがちです。これが不適切な服薬につながり、副作用のリスクを高め、健康を脅かす原因となっています。
では、具体的にどのような病気や薬との組み合わせに注意すべきなのでしょうか?JMG Health Stationが解説します。
解熱鎮痛薬は、大きく以下の2つのグループに分けられます。
高血圧の治療薬(降圧薬)を服用している方が、NSAIDsに分類される解熱鎮痛薬を併用すると、降圧薬の効果が弱まることがあります。その結果、血圧が十分に下がらず、腰痛や肩こりなどの症状を引き起こす原因になることがあります。
糖尿病治療薬の一種である「SU薬(スルホニルウレア尿素薬:非常に効果の高い血糖降下薬)」を服用している場合、NSAIDsを併用すると、血液中のSU薬の濃度が上昇してしまいます。これにより血糖値が下がりすぎてしまい、危険な「低血糖状態」を引き起こす恐れがあります。
アセトアミノフェンを含むかぜ薬や解熱鎮痛薬は、「抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)」や「抗てんかん薬」と併用すると、肝機能障害(肝臓へのダメージ)を引き起こすリスクがあります。
⚠️ 医療機関への相談を ご自身の持病や現在服用中の薬がある場合は、市販の解熱鎮痛薬を購入・服用する前に、必ず医師または薬剤師にご相談ください。
⚠️ 服用に関する重要な注意点
解熱鎮痛薬は、高熱や体の倦怠感があるときに非常に役立つお薬です。しかし、過剰に服用したり不適切に使用(乱用)したりすると、健康に重大な危険を及ぼす恐れがあります。
安全に、そして安心してご使用いただくためにも、服用前に必ず医師または薬剤師にご相談ください。