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インフルエンザの流行がピークを迎えており、すでに感染された方や、これから感染するリスクのある方も多くいらっしゃるかと思います。インフルエンザは、発熱や頭痛、関節・筋肉の激しい痛みといった不快な症状を引き起こすだけでなく、適切に治療を行わないと重篤な合併症につながる恐れがあります。
幸いなことに、現在では症状を軽減し、重症化を防ぐための様々な治療薬が存在します。今回のHICOの記事では、一般的に使われているインフルエンザ治療薬の種類、正しい服用方法、そして最も効果を発揮するタイミングについて分かりやすく解説します。
インフルエンザ治療薬は、ウイルスを直接死滅させる薬ではなく、体内でインフルエンザウイルスが繁殖・増殖するのを抑える薬です。これにより、発熱や痛みなどの症状が早く治まり、重症化や合併症のリスクを減らすことができます。
現在、インフルエンザ治療薬は主に以下の2つのグループに分けられます:
インフルエンザ治療薬には、主に以下の3つのタイプがあります。
最も広く使われている飲み薬です。1日2回、5日間服用します。罹病期間(病気でいる期間)を約1日短縮し、肺炎などの合併症を減らす効果があります。子供から大人まで幅広く使用可能ですが、軽度の副反応として下痢や嘔吐、また極めて稀に異常行動などの精神神経症状が報告されています。
1回飲むだけで治療が完了する新しい飲み薬です。効果はタミフルと同等かそれ以上とされています。消化器系や精神面への副反応が少ないのがメリットですが、新薬のため薬価が高く、耐性ウイルス(薬が効きにくいウイルス)が出現する可能性があるため、小児への使用には慎重な判断が必要です。
1回吸入するだけで治療が完了する吸入薬です。効果はタミフルと同等です。ただし、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患がある方は、気管支けいれんを起こす恐れがあるため使用を避ける必要があります。
1日2回、5日間吸入するお薬です。B型インフルエンザウイルスに対しても高い効果を発揮します。こちらもイナビル同様、呼吸器疾患のある方には推奨されません。
点滴による治療薬で、症状が重い場合や、口からの服用・吸入が難しい患者さんに使用されます。すべてのクリニックに常備されているわけではないため、主に大きめの医療機関や入院施設で使われます。
治療薬の服用に加え、事前の予防が最も効果的な対策です。毎年インフルエンザワクチンを接種し、こまめな手洗いや手指消毒、必要に応じたマスクの着用を心がけ、体調が悪い人との濃厚接触を避けましょう。ご自身と周囲の大切な人を守るために、日頃からの予防対策を徹底していきましょう。
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