.jpg&w=3840&q=75)
日本の厚生労働省は、緊急避妊薬(アフターピル)を処方箋なしで購入できる「OTC医薬品(市販薬)」として販売を認める方針を固めました。これは生殖医療へのアクセスを拡大し、女性が望まない妊娠を防ぐために、できるだけ早い段階で薬を服用できるようにするための重要な一歩となります。
現在、世界ではベトナムを含む90以上の国と地域で、緊急避妊薬を処方箋なしで購入することができます。これまで日本では医師の処方箋が必要だったため、「近くに医療機関がない」「受診することへの心理的抵抗がある」といった理由から、服用の「ゴールデンタイム(適切な時間内)」を逃してしまう女性が多く存在していました。そのため、日本社会では何年も前からこの薬へのアクセス拡大を求める声が上がっていました。
一方で、専門家からは薬の乱用やインターネット上での不正転売などを懸念する声もあり、厳格な管理体制の構築が必要であると強調されています。また、緊急避妊薬は性暴力被害者救済のための極めて重要な手段でもあるため、公平なアクセス環境の整備がより一層重視されています。
政府は今後、正式なOTC医薬品としての市場流通に向けて、パブリックコメント(国民からの意見公募)の手続きなどを進める予定です。
ソース:緊急避妊薬、市販化へ 薬局で薬剤師が対面販売、早期の服用しやすく(朝日新聞) - Yahoo!ニュース