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前回、まず5分野の自分のプロファイリングをしてから、自身の状態に合わせて食事を選び、食べ方を工夫する方法を紹介しました。
あなたが、20歳代で、心身共に健康で問題が無ければ「現時点」ではあまり食事を意識しなくても大丈夫ですが、およそ30歳代で、体重が増えてきた、血液検査結果に異常が出たり、疲れやすくなったり、肌の状態が悪くなったり、イライラすることが多くなったした場合、「食べ方」を変える必要がある可能性が高いです。
今回は、前回に引き続き、日本で提供される美味しい料理を使って、具体的な食べ方を紹介していきます。

この写真は日本の家庭でつくられる一般的な「牛丼」です。もちろん、読者の皆さんが良く利用する、あのチェーン店の牛丼と同じような味です。
この料理の特徴は、醤油と砂糖などで甘辛く味付けされたタレに牛肉と玉ねぎを煮込み、ご飯の上にのせて食べる日本でも人気メニューのひとつです。
この料理の「プロ目線」は、ご飯に含まれる「糖質」です。日本で提供される丼やカレー、チャーハンなどはご飯の量が多いのが特徴です。
体重増加や血糖値が気になる人は、注意して食べる必要があります。この写真では、血糖値を上げたり、体脂肪になる「糖質」は、1食で120gくらい(ご飯量だと350g くらい)ありそうです。
「プロの食べ方」としては、体重増加や血糖値が気になる方は、徐々に、1食あたりの糖質量を40gくらい(ご飯量だと70gくらい)に減らすか、牛丼を食べる前に、野菜類やきのこ類、海藻類などを摂取して、ご飯の量を減らす工夫をしましょう。また、ご飯を少しずつ減らしながら「糖質吸収遅延効果がある健康食品」の同時利用をおすすめです。
今回は、わたしが食事指導で利用している、この「糖質吸収遅延効果がある健康食品」について紹介します。
効果がある食品素材は、「桑葉」です。1976年に日本人によって発見された桑葉に含まれる成分は「イミノシュガー」と呼ばれていて、糖と構造がとても似ているのが特徴です。構造が糖と良く似ているため、酵素が間違えて結合してしまうことで、生理効果を発揮します。
イミノシュガーが酵素に結合すると、本来結合するはずの糖が酵素と結合できないため、糖が血液に移行する量が穏やかになり、血糖値の急上昇が抑えられます。血糖値の急上昇は「血糖値スパイク」と呼ばれ、血管を傷つけることがあり、中年(30歳くらい)以上は気を付けたい現象です。
特に桑葉全体を粉末にして、青汁のようにして摂取するタイプがおすすめです。糖尿病治療薬と同じ作用機序のため、わたしも糖質が多い食事をするときは利用しています。
体重増加や糖尿病を気にする方で、糖質が多く含まれているご飯や麺、パンなどの主食の量を減らせない人は、桑葉粉末を食前に利用することをおすすめします。もちろん、中長期的には、主食の量を減らしていくことが、身体の負担を減らすことにつながります。
最後に、桑葉粉末の商品、イミノシュガーがきちんと含まれていることを確認することが重要ですので、桑葉粉末の商品を選ぶ際はご注意ください。
おいしい!と健康を両立させ、食事を楽しめるよう、今日から意識して食事をすることをおすすめします。
執筆:國井 大輔
十文字学園女子大学 特任教授
管理栄養士・上級心理カウンセラー
元厚生労働省 健康局 生活習慣病対策室 栄養指導係長